先日、自然観察好き少年がアスファルト歩道上で見つけたカマキリのチビちゃん。虫かごの中で脱皮した。虫かごの中は草食系のバッタの好物〝ネコジャラシ〟の葉っぱはあるが、肉食系のカマキリの餌となる動物性のものはチビカマキリにとってはデカ過ぎるバッタのみ。流石にまだ無理っぽい。「動くもんしか捕まえへんらしい。」と話していたら、今日、少年が畑でいつの間にか〝藪蚊〟を生け捕りしていた。
早速、プラ容器のフタでチビカマキリと藪蚊を囲い込んだ少年。チビカマキリは藪蚊をターゲットにすると、あっさり捕獲してムシャムシャと食べ始めた。藪蚊のシロクロの足が生々しい。夕刻、二匹目の藪蚊をゲットして再び観察する少年。鎌で一瞬のひと振り、ムシャムシャと音が聞こえそうなほどの食べっぷり、チビといえどもカマキリの肉食ぶりに我々も思わず、「おお〜っ!」と叫んでしまう。
カマキリ劇場は明日も続きそうだ。