クロユリハゼの休日

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#116 東大台周遊 時計回り

標高1500mの大台ヶ原駐車場を起点に、東大台を時計回りに歩いた。猛暑を避けることを優先してのコース選択。大台ヶ原は自然環境保護のため入山規制区域が設定され、西大台入山は認可制だ。東大台も整備された遊歩道を外れないことが基本。吊り橋の下、シオカラ谷で昼食をとる心づもりで、朝7時半から日出ケ岳(1695m)に向かった。ルリビタキのさえずりがちょっぴり聴こえる。山頂では展望台横のケルンに一等三角点の古い石柱がゴロリと積まれていることに初めて気づいた。f:id:kuroyurihaze:20200809205749j:image

正木ケ原から牛石ケ原の辺り、まことに明るい。f:id:kuroyurihaze:20200809210051j:image

大台ヶ原に初めて来たのは、小学校の3年か4年だったか。その時は東大台を反時計回りだったと思う。この時、すれ違うハイカーと「こんにちは。」と挨拶をかわす事を覚えた。「こんにちは!」が新鮮でうれしかった。大きなリュックを担いだ若者のパーティーにも挨拶した。彼らは尾鷲から登って来ていたのかも。

 

山歩きの原体験は東大台にあり。

 

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かつては牛石ケ原から尾鷲辻にかけては苔むした大木が横たわる暗い原始の森との印象だった。東大台は植生がすっかり変わってしまっている。

予定どおり、シオカラ谷の吊り橋の下で昼食。子ども連れの家族もいる。小学生の男の子が流れの中にオタマジャクシを見つけて興奮していた。確かにそこいらにたくさん見える。写真に撮っておけばよかった。f:id:kuroyurihaze:20200809213128j:image

          [行動時間5時間]