エゾビタキ目当てで先週に続いて金剛山。曇り空の中、府営駐車場をスタート。今日は寺谷を遡り国見城址に立ち寄った後、ちはや園地の展望台へ。山頂一帯はお昼になってもガスの中。展望台でも周りの景色はガスで見えず、エゾビタキどころではない。しばらくするとガスが切れ始めて少し景色が見え始めた。動きを見せ始めたのはカラスの仲間のカケス。数羽が活発に飛んで展望台の直近にも現れた。
展望台の傍の栗の木がたくさんの実をつけている。登山道にも落ちたイガクリが目立つ。金剛山には栗の木が案外多い。実りの時期になっている。
カケスは栗の実を嘴でつまんで飛び去っていく。その場で食べるのではなく、どこかに貯蔵する習性があるのだ。カラスの仲間の習性が、ここでは栗の実に適用されて、今はせっせと栗の実をゲットしては貯蔵場所に運んでいる。その一生懸命さが微笑ましい。生き物にとっては冬の備えをするのが秋なのだ。
ほんの一瞬、晴れ間ができたが、またすぐに奈良側からガスが上がってきた。エゾビタキはあきらめて展望台を後にしよう。下山は久留野峠を経て林道を下り府営駐車場に戻った。
[行動時間5時間]
↓オトコエシ? たくさん咲いている。
↓キノコが成長する季節
↓右 吉野 高野、左 伊勢( ? )