クロユリハゼの休日

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# 168 ぼくらの広場

枚岡公園から生駒山へ。

登りは枚岡神社の奥宮がある神津嶽コースをとった。自然林の中、このコース、思いのほか立派な大木が多い。今日は暖かい日和でトカゲがゴソゴソ顔を見せるほど。ぼくは途中からTシャツで行動した。f:id:kuroyurihaze:20210214191550j:image

府営なるかわ園地の域内を突き抜けて大阪・奈良県境のピークに達すると、〝ぼくらの広場〟と名づけられた展望広場。大阪市内のビル群から大阪湾、遠くは明石海峡まで。ぐるりは、六甲から金剛山まで申し分なしの展望。都会を見下ろしながら昼食をとるのも良いなあ。

広場の東側では、大和盆地から台高・大峰まで見通せる。

 

それにしても、〝ぼくらの広場〟というネーミング、大阪弁では似合わない。標準語のイントネーションで呼びたくなる。

 

ベンチに座って大都会の展望を楽しんでいると、西の空、向こうからタカが真っ直ぐ羽ばたいて飛んできた。そして羽をひろげたまま滑空して真上を通り過ぎた。ノスリ、だ。

 

かっこいい。

 

…と、

振り返ると、広場の一角に立つ送電鉄塔のてっぺんにとまった。f:id:kuroyurihaze:20210214201109j:image

双眼鏡でノスリの姿を確認する。ぐるりを見下ろしながらてっぺんに立つノスリ

 

ありがとう。f:id:kuroyurihaze:20210214191725j:image

 

ノスリの姿を堪能してから、県境尾根を辿って山頂に向かった。途中、くらがり峠(暗峠)は歴史を感じる石畳の狭い道。これでも国道308号線だ。

 

生駒山頂、遊園地からは若草山東大寺大仏殿を確認して下山を始めた、下山は摂河泉コースをとる。府営ぬかた園地を通り抜けて、気持ちの良い尾根道をスイセンが咲く枚岡公園まで下った。

 

          [行動時間6時間]

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