またまた訃報を見て…。
さて、このジャス・ピアニストのレコードといえば…。
まず、レコードジャケットの映像が蘇る。
エメラルドグリーンの海面上にカモメが滑空する。
一枚しか思い出せない。たぶん、購入したレコードはこの一枚だけ。
アルバム名もすぐ思い出した。
スマホで検索してみる。
そうそう、このレコードジャケット。
1972年ということは、中学三年か、高校生になったばかりの頃。このアルバム、当時、かなり話題になった。
…で、この鳥って、カモメ?
カモメじゃないような…。翼長が長すぎるような…。カモメって、こんなシルエット?
ミズナギドリ?
鳥名はともかく。
どんな音楽だったか?
メロディーがひとつも蘇ってこない。
スマホで再生して聴いてみる。
埋もれていたタイムカプセルを開けてみるように…。
…蘇る、徐々に。
アルバムをニ巡、三巡、…。
すっかり蘇った。
不思議。
しかも、わくわくする。
チック・コリアはエレピ(電子ピアノ)。
それにフルートやサックスがからむ。
ヴォーカルさえも加わって。
ドラムス、パーカッション、ベース…。
ラテンのリズム、雰囲気が…心地よし。
こんなに驚きが連続する演奏だったとは。
チック・コリアとその仲間たち。
Return to Forever !!