シェルパ族はネパール東部、ヒマラヤ山脈の麓に暮らす民族で、ヒマラヤ登山においてルート工作やガイド、ポーターとして知られている。8000m級のヒマラヤ登山にとって欠かせない存在だ。
そのシェルパ族が、遠く離れた北欧ノルウェーで登山道の整備で活躍していることを知った。
そもそも、ネパールのトレッキングやハイキングの多くは、山岳地帯に点在する村々を結ぶ生活道を歩くことだ。彼らは山岳地域での生活の必要から長年にわたって自然石を使った階段を整備する技術を培ってきた。
今年2月、ネパールでのハイキングもそうした自然石で整備された生活道の長い長い階段に辟易した。しかし、そのおかげで大切な生活道は、侵食やぬかるみによる崩壊から守られていたのだ。
どういう経緯でシェルパ族がノルウェーの登山道整備に携わることになったのかは知らない。彼らが様々な形・大きさの自然石を組み合わせて造った登山道をこの6月に歩いた。
リーセ・フィヨルドの断崖にあるプレーケストーレン(説教壇)。ノルウェー随一と言われるハイキングコースは登山口から4㎞。最初の樹林帯からシェルパ階段が現れる。
途中、平らな湿地帯は木道が整備され、そこから岩山の急登もシェルパ階段が完備。
その先の巨大な岩盤のルートにも随所にシェルパ階段があるので、ルート全体にぬかるみや侵食や危険な箇所は全くない。


今回のノルウェー旅行で、もう一箇所、ソグネ・フィヨルド最奥のフロム村でもハイキングをした。村内の道から分岐してブレッケ滝に向かうハイキングコースもシェルパ階段が整備されている。観光案内所で貰ったハイキングマップにもSherpa built stone stairway と紹介されていた。

こうしたシェルパ階段は、2000年代に入って、毎年のように春から秋にかけて造られているという。シェルパ族の技術者が数十人単位でノルウェーに滞在して、あちこちの登山道を整備し続けているらしい。(ネパールからの出稼ぎということかな。)
シェルパ族の技術者によって、登山道の環境保護と安全確保がすすむノルウェー。有名な観光スポットにもシェルパ階段ができているようだ。面白い現象だと思う。



(ネパールではそこらじゅうに野良犬がいる。まるで一市民のように振る舞い、街中を自由に歩き、安心しきって寝そべっている。)
我々が退室するまでクマリ様は一言も発せず、表情も変えなかった。
↑
昨年3月、
ここに来ると、あの〝




(↑〝石棺〟ではなく〝石室〟ですね。)
戦地を描く漫画なのだが、登場人物がかわいいキャラクターで、かつ、史実に基づくリアリティーが印象に残った。戦争漫画のオムニバスなので原作のごく一部、実際は全15巻の長編だそう。


「夕凪の街」と「桜の国」の二部構成なのが斬新で、作者が抱いた二つの課題を解決させる意志を感じます。一つは、いわゆる〝被曝の実相〟を描くこと。短編ながら、
会場では大判の高精細カラー写真の下に、このワンピースにまつわるテキストが提示されています。↓



息のあったアンサンブル、
