クロユリハゼの休日

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古墳

# 223 古代歴史館と古墳、充実のボランティアガイド。

前方後円墳の、石室のあった前方部、その中心部に立った。そこに設置された石盤には二つの数字が刻まれている。 〝2011〟と〝531〟 〝2011〟は西暦2011年。この石盤が設置された年、かな。では、「〝531〟はなんですか?」とボランティアガイドさんに尋ねて…

# 176 〝天理 山の辺の古墳〟展 @天理参考館

天理市街から東に見える山、大国見山(500m)に石上神宮から桃尾の滝経由で登り、岩屋集落に下った。最後は、山の辺の道(北コース)に合流して石上神宮に戻る周遊コース。 [行動時間5時間] 先々週は石上神宮から南へ山の辺の道を歩いた。今日のコースと…

# 173 山の辺の道 [天理から巻向まで]

火曜日の夜にプチ・ギックリ腰をやってしまい、水木金の三日間、腰に八部灸を据えた。 急性の痛みに八部灸は救世主となる。 2月最終日。多少は腰にやさしくと、山の辺の道へ。 古道は農家の生活感漂う集落を伝い、青垣の山々の裾を辿る。梅、菜の花は見頃、…

# 172 周辺散策マップ @しおんじやま古墳

八尾市立しおんじやま古墳学習館の指定管理者は、〝NPO法人 歴史探訪サポートセンター楽古〟。 法人名からして、何やら期待が高まる。 墳丘や埴輪が復元された中河内最大の前方後円墳〝しおんじやま古墳〟。学習館では出土品の展示や体験学習のプログラムが…

# 155 お亀石古墳 @富田林

ちょっと遠いが、徒歩でコーヒー豆を買いに。初めて歩く道沿いにフェンスで囲まれた広大な空き地が。府営団地二棟が不自然に離れた位置にある。なんじゃこりゃ? 国の史跡、新堂廃寺跡の説明板があった。 名前は知っていたが、ここでしたか。古代、南河内最…

#150 山茶花の山

何度も歩いたコースでも、季節によって異なった姿を見せてくれる。この時期の二上山は山茶花の山だった。 万葉の森登山口から山頂まで、たくさんの立派な山茶花の木が花を咲かせ、そして花びらを散らし登山道をピンクに染める。 二上山の山歩きの楽しみの一…

#126 黒姫山古墳出土の鉄製武具@みはら歴史博物館

この春以降、堺市に合併される前の旧美原町域の史跡や神社を断続的に観てまわっている。百舌鳥と古市の古墳群の間に位置し、大和王権や渡来系の技術集団との関わりを想像するワクワクが自分の中に少しずつ育っている。 〝丹比〟という、いかにも古代っぽい地…

#108 Welcome to a village of 2,000 years ago!

奈良県田原本町にある弥生時代の環濠集落遺跡、唐古・鍵遺跡は広大な史跡公園として整備されていた。遺跡からは遠く東海地方や中国地方でつくられた土器が出土している。昨年訪れた縄文時代の集落、青森の三内丸山遺跡でも他地域との交流があるのを知った。…

#56 墳丘露出展示@黒姫山古墳

コロナ禍で、みはら歴史博物館は休館中。黒姫山古墳から出土した鉄製の甲冑や武具の展示は見られないので、整備された古墳公園だけ訪れた。墳丘の一部が樹木が取り払われ、埴輪列らしいものが国道309号線から見えるので、車を運転しながら気になっていた。今…

#37古墳の散髪 @峯ケ塚古墳[羽曳野市]

先週から峯ケ塚古墳の樹木の伐採作業が続いている。昨日は大型クレーンが来て伐採・切断された高木などを墳丘から運びだしていた。伐採が進むにつれ、墳丘のスカイラインが顕われてきて横から見ると前方後円墳らしさが増している。まるで古墳の散髪だ。 昨年…

#35 二子塚古墳@太子町

日曜日、二上山の後は太子町の下見。 太子町役場にクルマを置き、竹之内街道→孝徳天皇陵→科長神社・小野妹子墓→二子塚古墳→推古天皇陵を巡った。 二子塚古墳は双方墳。写真は二つの墳丘の頂上部から他方の墳丘を互いに撮影したもの。田んぼの中にありロケー…

#19 水鳥型埴輪@藤井寺市生涯学習センター

子ども達を連れて二階の歴史展示ゾーンへ。突然の訪問にもかかわらず、文化財課の河合さんが展示物の見所などを話してくれた。ここには津堂城山古墳出土の水鳥型埴輪の実物3体が展示されている。(近つ飛鳥博物館に展示しているのはレプリカ)大きなものは1…

#18 D-4号墳@一須賀古墳群[河南町]

近つ飛鳥博物館に隣接する群集古墳は府が宅地開発会社から土地を買い取り風土記の丘として保存が図られた。風土記の丘だけで100を超える古墳があり、たくさんの横穴式石室が露出している。その中で最大規模の石室をもつD-4号古墳。懐中電灯を持って入り、天…