クロユリハゼの休日

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2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

#124 ミタライ渓谷から観音峰へ

午後から大気不安定の予報、早朝に家を出発した。天川村役場にクルマを停め、7時前から歩き始める。川迫川沿いの遊歩道をミタライ渓谷に向かう。見下ろせば、大きな岩がゴロゴロする渓谷。岩の下にマットを敷いてボルダリングを楽しむグループがいくつか見…

#123 〝つづく〟 @兵庫県立美術館

きっかけは昨夏、青森県立美術館だった。 設立・運営のコンセプト、建築、展示企画、どれをとっても素敵な美術館。 実際に訪れてみて、豊かな気持ちになれる大きな要素が美術館スタッフが着ている〝服〟だった。とてもシンプル。普段着のような、作業着のよ…

#122 〝題名のない音楽会〟1973年

長寿音楽番組。いつの間にか早朝6時からの放送になっている。東京混声合唱団が3人の作曲家に委嘱した〝ハミング合唱曲〟を紹介するというので録画視聴した。上田真樹、信長貴富、池辺晋一郎のお三方も出演されて、池辺さんの駄洒落が今日も冴えていた。(…

#121 避暑 伊吹山

猛暑である。盆休み最後は、汗だく登山は避けたい。早朝4時に家を発ち、伊吹山ドライブウェイで一気に標高1,200mのスカイテラス駐車場へ。数年前に購入した〝伊吹山お花畑観察手帳〟を持参した。 懸念されたのは、この伊吹山、日陰がないこと。(夏は夜間登…

#120 「ホラホラ、これが僕の骨だ」

中原中也の詩、「骨」の一節。この詩には中学生の時に出会った。 中学生の時に、「骨」が、人生を変える詩として出会った方の記事が。昨日の新聞、文化・文芸欄。 フォーク歌手、画家、競輪評論家の友川カズキ。(ご存知ですか?ワタクシは知らない。) 友川…

#119 和佐又ヒュッテ 解体

今日は大峰、大普賢岳登山へ。 登山口の和佐又ヒュッテは昨年11月に山小屋を閉じた。そしてこの夏、小屋の解体が進んでいた。 この山小屋には、初めての大普賢岳登山の際に宿泊している。40年程前、まだ土曜日が半ドンだった頃である。職場の大先輩、O先生の…

#118 ・1985年8月12日

ある出来事とある場所が、その出来事が起こった日付とともに記憶される、ということがある。その記憶は、毎年、その日に流されるニュースによってさらに強化される。 1985年8月12日、僕は職場の同僚二人とテント泊のため白馬大池のキャンプ場にいた。前日は…

#117 骨格標本@大阪市立自然史博物館

植物園に面したポーチの天井から吊るされた三体のクジラの骨格標本。放課後デイの遠足の引率で小一時間、この場所に陣取ったおかげでこの博物館の凄さを思い知った。 三体とも大阪湾に死体となって漂着したクジラ達。骨格標本は最も大きなナガスクジラの後ろ…

#116 東大台周遊 時計回り

標高1500mの大台ヶ原駐車場を起点に、東大台を時計回りに歩いた。猛暑を避けることを優先してのコース選択。大台ヶ原は自然環境保護のため入山規制区域が設定され、西大台入山は認可制だ。東大台も整備された遊歩道を外れないことが基本。吊り橋の下、シオカ…

#115 〝ポジティブ太郎〟@東京芸術劇場

7月末、5か月振りに開催された東京混声合唱団の演奏会がYouTubeで無料配信されている。 そのオープニングで演奏されたのが、〝ポジティブ太郎〟。上田真樹作曲、詞は〝つんく〟。 何回も聴き返しているこの曲、演奏会全体の中で最も印象に残った。インパクト…

#114 夏のルリビタキ

梅雨明け。久しぶりに大峰へ。 行者還トンネル西口から登山開始し、1時間で主稜線(奥駆道)に到達。主稜線は原生林の道、修験道の道を弥山山頂に向かう。 今日のテーマは〝夏のルリビタキ〟に会うこと。 ルリビタキは標高1,500m以上の樹林帯で繁殖する。数…