今日は大峰、大普賢岳登山へ。
登山口の和佐又ヒュッテは昨年11月に山小屋を閉じた。そしてこの夏、小屋の解体が進んでいた。
この山小屋には、初めての大普賢岳登山の際に宿泊している。40年程前、まだ土曜日が半ドンだった頃である。職場の大先輩、O先生のお誘いで土曜日午後に車で和佐又まで上がり宿泊。O先生は小屋のおやじ（岩本さん）と旧知の間柄。夕食に（特別に？）鹿肉がふるまわれたので、O先生はたいそうご機嫌でお酒を飲まれていた。
他に野鳥の会のグループが宿泊していた。登山客とは異なる雰囲気をもっており、何だか怪しげな人達だと感じた。（まさか自分も野鳥の会会員になるとは。^^;）
O先生とは、別の機会に和佐又ヒュッテ前でテント泊をご一緒したことがある。テント内でたくさん虫に刺され（噛まれ）、後日、〝S君のテントに泊まってひどい目に遭った〟とぼやいておられた。
O先生は一昨年亡くなられ、和佐又ヒュッテも歴史を閉じた。和佐又ヒュッテ前の広場（冬はリフトのないスキー場）にトチノキの大木が何本かある。今日、大普賢岳から下山して近寄ってみるとトチの実をたくさんつけていた。
和佐又ヒュッテを象徴するトチノキ。この大木はいつまでも残って欲しいものだ。
※昨年11月撮影。最後だと思い、トチノキ食堂でコーヒーをいただいた。
