クロユリハゼの休日

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うみ

# 248 アカククリ

安野光雅展[@ハルカス美術館] 招待券を頂いたので観に行った。 安野光雅の名を聞くと必ず思い出すことがある。…絵とは関係ない話。 沖縄の海に潜っていた頃、何度かアカククリという魚に出会った。こんな魚。↓ 体長30cmで割と大きなおさかなだ。ダイビング…

# 232 紀淡海峡

海が見たくなって和歌山市の加太に行ってきた。 午前中に和泉山脈西端の高森山と四国山(森林公園)を山歩きして紀淡海峡を眺め、午後から友ヶ島(沖ノ島)に連絡船で渡り島内の展望台(タカノス山)などを巡るプラン。 森林公園には展望場所が数ヶ所あり、…

# 205 【うた詠み】日向の旅

日向灘浪とし寄せる砂浜に千鳥は波の端をば走る ポンカンの山から降りてポンカンをジャムに煮詰めるエコなる君は 蝶鮫の雄は埋められ雌もまた魚卵を残し魚霊の碑あり 南国やハネムーンなる語は遥か海岸沿いに廃墟は続く 日南は移住者多し君もまたバイト仲間…

#197 いつも心に水納島

沖縄の離島、 水納島(みんなじま)のダイビングショップ〝クロワッサンアイランド〟が今シーズンで営業終了の告知をしていた。 〝クロワッサンアイランド〟は、ともに琉球大学ダイビングクラブ出身のご夫婦(植田智士さん、植田正恵さん)がこの離島に移住…

#127 アマミホシゾラフグと大方洋二さん

奄美の海底、砂地に現れるミステリーサークルの創造主、その姿を初めて発見・観察(2011年)したのが水中写真家の大方洋二さん。 その後、NHK〝ダーウィンが来た〟で紹介され、アマミホシゾラフグは世界の新種TOP10にも選ばれたそうだ。 その大方洋二さんの…

#117 骨格標本@大阪市立自然史博物館

植物園に面したポーチの天井から吊るされた三体のクジラの骨格標本。放課後デイの遠足の引率で小一時間、この場所に陣取ったおかげでこの博物館の凄さを思い知った。 三体とも大阪湾に死体となって漂着したクジラ達。骨格標本は最も大きなナガスクジラの後ろ…

#76 チンアナゴ[狆穴子]

コロナ緊急事態宣言、閉館中の東京の水族館がチンアナゴ水槽にモニターを何台か取りつけた。一般の人々がチンアナゴとビデオ通話ができるイベントをするためとか。人を見ても怖がらないようにすることが目的という。はじめは何のことかわからなかった。 ニュ…

#40 アカククリ∞安野光雅

ハルカス美術館の安野光雅展の広告を見て、絵本とは関係のないアカククリのことを思い出した。それは安野光雅が自身を〝語る〟新聞記事で述べていたこと。 若き安野氏が、ある魚類学者の図鑑編集を手伝うアルバイトをしていた時、学者から名前のついていない…