近くにボルダリング・ジムがあるのを知ったのが一昨年のこと。〝モノ〟から入るの基本に倣い、早速シューズを買った。すべり止めチョークを入れるチョークバッグは直ちには購入せず、家にあった手頃なサイズの〝シャネルの紙バッグ〟を使うことに。
初日にいきなり置き忘れて帰ったので、翌日ジムに電話した。「昨日、チョークバッグ忘れたんやけど…。シャネルの…。」
このシャネルのチョークバッグ、ジムではかなり話題になったらしい。〝シャネルのチョーク紙バック〟とは思わんよね、ふつう。
所詮、紙バックなのでヨレヨレになってしまった。そこで、ついに〝チョークバッグ〟も購入した。もう〝シャネルの○○さん〟とは呼ばせない。
ともあれ、長い中断を挟みつつ、細々と続けているボルダリング。筋力〝弱い〟、柔軟性〝固い〟、体脂肪〝重い〟の三拍子揃って、今なお初級グレードを一進一退している。
それでも壁を攀じるのは〝たのしい〟。〝たのしい〟は〝うれしい〟のだ。
※写真は私ではありません。息子の自撮り。
