クロユリハゼの休日

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#53 皆川達夫の〝音楽の泉〟

日曜日の朝、運転中に何気なく聴き始めたクラシック音楽番組。(AM放送でクラシック音楽を聴くのは極めて稀です) 司会(案内役)が〝皆川達夫〟と名乗っていた。ルネサンスバロックが専門の音楽学者とすぐに思い当たったが、さて、かなりのお年ではないかと思いつつ、今日の放送が最終日、とはご本人の言葉。曲はバッハの無伴奏ヴァイオリン曲ばかり、シェリングの演奏録音。最終回はやはりバッハが選ばれるんだなと最後まで聴いた。いよいよお別れの挨拶、と耳をすました。そこで述べられたこと。〝音楽の泉〟は1988年から司会(案内役)をつとめた。→ということは、2020一1988=32年!

 

32年間続いた番組司会の最終日だけ聴くとは。

 

では、皆川達夫さんのご年齢は?と思っていると続けて、『私は92歳です。』

92一32=60歳

還暦に始めた時に、何年くらい続くと思っておられたのか。

 

これって、すごいことじゃないですか?