クロユリハゼの休日

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#66 ツバメの巣づくり

ツバメというと旋回しながら飛びまわっているか、電線にとまっている姿をよく見かける。一度、池の水際を歩くツバメを見たことがある。珍しかったので、後日、野鳥の会のリーダーに質問したら、「巣づくりのために池の泥を取りに来てるんです。」

そうだった、ツバメの巣は泥でできているのだ。

毎年、駅の改札口がある2階にツバメが巣をつくる。多くの乗降客が行き交う駅舎の中を旋回するツバメ。職場が変わってからこの駅を利用することが少なくなり、今日は駅前に来たついでに観察。いくつかあるツバメの巣は今年は使われていなくて、どこかと探してみると…。ちょうど巣づくりの真っ最中。しかも非常ベルの上。f:id:kuroyurihaze:20200420211814j:imagef:id:kuroyurihaze:20200420211827j:imageまだ巣づくりは始まったばかり。雄と雌がかわるがわる泥を運んできては、嘴で非常ベルに左官職人さながら泥をつけていく。非常ベルの上のスペースはまだ一羽分しかない。よく見ると、二羽の到着が重なる時は、一羽がすぐ近くの案内板の上で待機していたりする。休む間も無く夫婦協力して急ピッチで作業しているようだ。

がんばってるなあ、ツバメ。