俵万智風に言うとこうなる。
山ではツツドリやセンダイムシクイ、オオルリのさえずりが聞こえ、夏鳥が到来している。そろそろ都市公園にも夏鳥が立ち寄っていておかしくない。
今日はキビタキに期待してデジカメと三脚を持参して大泉緑地へ。
公園の森の中で早速、キビタキの声。清澄な口笛のような独特の響き、軽やかなメロディーが少し聞こえる。間違いなく来ている。
姿が見えないので後でもう一度と、池のほうへ。コサギを撮影しようとシャッターを切ると、〝カードがありません〟の表示。
やっちまった、SDカードを抜いたままだった。
キビタキ撮影を断念し難く、小一時間かけてコンビニでSDカードを購入。ありがとう、ローソン。
さて、公園の現場に戻ると姿を見せました、キビタキ。すぐにカメラを三脚に装着しようと思ったら、今度は連結する部品がない。置いてきたスコープに取り付けたままだった。ああ〜失態に次ぐ失態。手持ちで撮るしかない。
コンデジは自動焦点、カメラ任せのピント合わせなので却ってピントが合わないことが多い。じっとしていてくれ、キビタキくん。
しばらく粘っているとフレンドリーなキビタキくんが枝にとまった。すると別のキビタキくんが現れ別の枝に。一羽が飛び去ってもまた別のキビタキがくんが。この場所、ファッションショーよろしく、次々と主役が代わってステージに上がって来る。全部オス。どこかでキビタキ♀が見ているのか?
今日はいったい何羽のキビタキ♂が公園に入っているのか。こんなことは初めて。
だから今日は〝キビタキ記念日〟