姫睡蓮。〝#96 復活、メダカ鉢〟で触れたヒメスイレンが、昨日の朝、花を咲かせた。
その花を見ての感想。
「デカい。」
ヒメスイレンってこんなにデカかったっけ。
以前、我が家で咲いたヒメスイレンの3倍くらいデカい。
姫=小さい。
動物であろうと植物であろうと、〝ヒメ〟と名がつくものは通常サイズより小さいという名付け親の意図があるはず。
そう言えばこの二ヶ月、「なんか違うよなあ。」ということが。
葉っぱがどうもデカい。追肥したのが効きすぎたのかと解釈したり、地球温暖化による変異を疑ってみたり。葉っぱの数が増えるにつれ、メダカが葉っぱの間から顔を出すさまがまるで〝かくれんぼ〟。さらに、葉っぱはメダカ鉢内で二重、三重に重なり、鉢をはみ出すものも。メダカ達がおひさまを拝むことができないほどの3密だ。
メダカの命に危険を感じたので、葉っぱを半分ほど減らし、ソーシャルディスタンスを実現してまもなく、蕾がニョキッと伸びてきた。
おひさまが東に姿を見せ始めると花びらを徐々に広げるヒメスイレン。夕刻、まだ明るいうちに閉じてしまう。以前は、平日に満開のヒメスイレンの花を見ることは叶わなかった。
初めて咲いたのが日曜日で良かった。早期発見での完璧な満開姿、デカさも手伝ってインパクトがある。
とはいえ、ヒメスイレンを通常サイズのスイレンと買い誤ったとは考えにくい。ヒメスイレンにも種類が多分あるはず。以前のヒメスイレンは末っ子姫で、今回は次女姫くらいかもしれない。それよりデカい長女姫があったりして。長女姫サイズだとメダカ鉢の大きさと釣り合いが取れまい。
あと何日、蕾を開いてくれるのか。新たな蕾も出てこい、でてこい。自信のレモンイエローを見せ続けてくれ、姫睡蓮。