クロユリハゼの休日

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#129 曽爾高原から倶留尊山

奈良県の中でも室生火山群の山々の景観に囲まれ、独特の雰囲気を持つ曽爾村。柱状節理の絶壁と、よく手入れされた植林が広がるたおやかな山容が混在する。その中で植林されず保護されているススキの草原が曽爾高原。f:id:kuroyurihaze:20200921212429j:imageそもそもが民家の屋根に使われていたススキを育てた萱場である。岩湧山頂の萱場と同様、毎年山焼きをすることでススキ原が維持されている。この景観自体が文化財なのだ。(→#13 山頂は茅場@岩湧山

https://kuroyurihaze.hatenablog.com/entry/2020/02/02/201023

今日はこのススキ原のぐるりと、亀山峠から倶留尊山(くるそさん)往復の山歩き。途中、〝二本ボソ〟という名のピークから三杖村側の展望よし、大洞山や尼ケ岳が見える。f:id:kuroyurihaze:20200921213345j:image二本ボソからいったん下降して、もう一度急登すれば標高1037mの山頂。この間、三杖村側は絶壁でほぼ真下に村が見える。

この山は、小学一年生の息子と小三の娘を連れて来て以来。息子は「早く家に帰って遊びたい。」とがんばって歩いたことを思い出す。今日も小学校低学年の子ども連れが何組か登っていた。f:id:kuroyurihaze:20200921215146j:image

           [行動時間4時間]