今日も曽爾村へ。下山後に曽爾川の右岸から撮った写真。左が兜、右が鎧。柱状節理の絶壁断崖が見えるのはこちら側から。↓
村役場に車を停めてまずは兜岳へ。赤目への車道を小1時間歩いて登山口へ。絶壁断崖のない山の裏側の植林から登山道は始まる。倒木が根を張っていた岩盤が露わになっている。山全体が岩、かな。ほどなく山頂まで続く急登。木の根や岩を掴んでがんばる。山頂からは昨日登った曽爾高原や倶留尊山などが霞んで見えた。(#129 https://kuroyurihaze.hatenablog.com/entry/2020/09/21/215316)青空はなく湿った風が吹き、雨の予感。先を急ごう。
尾根を急下降。途中、トラロープが断続して張られている。
笹で誤魔化されそうだが、トラロープの向こうは一歩踏み越えたら真っ逆さま。断崖の上部を歩いているのだ。
鞍部から植林の中、鎧岳への登りが始まる。こちらの急登は〝ふつう〟。四つ足になることはない。ヤマジノホトトギスが咲いていた。
鎧岳山頂でおにぎりを食べて下山開始。林道まで下りきったところに神社。軽い気持ちで鳥居をくぐったが、急坂を登れど登れど社は見えず。結局、社のある柱状節理の断崖の基部まで登り返した。柱状節理の断崖は信仰の対象なのだ。さもありなん。
集落まで下って、曽爾川(青蓮寺川)沿いに村役場に戻る頃、雨が降りはじめた。
今日出会った登山者は下山中にすれ違った一人だけ。曽爾高原の賑わいとは対照的な連休最終日になった。
[行動時間5時間]