先週に引き続き、鈴鹿山系へ。
天気予報は曇り。風速10m前後の予報だった。入道ケ岳の登山道は椿大神社という立派な神社から3ルートあり、登りは北尾根を選択した。急登をゆっくり、ゆっくり。北尾根から時折り見える山頂は暗い雲に隠れて雨が降りそう。急登が終わり山頂に近づくと植生が大きく変わり低木のトンネル道に。ネットで調べたら山頂一帯の低木群生は馬酔木だった。開花の季節はさぞや見事だろう。山頂一帯は笹原と低木林の混じった穏やかな山容だ。濃いガスに包まれて展望はゼロ。
ところが…。
山頂で昼食休憩をとっているうちにガスはみるみる晴れて、お日様参上。下界が見えてきた頃、先程ガスに包まれていた場所に引き返すと見事な展望が開けた。鎌ヶ岳、御在所岳、先週登った綿向山、全て見通せる。特に鎌ヶ岳方面は北アルプスのような雰囲気が漂う。
山頂一帯を一巡して展望を堪能してから下山開始。井戸谷ルートをとる。落ち葉が降り積もったこの谷が美しかった。落ち葉に隠れた砂利に足を滑らせ何度も尻もちをつきながらも、楽しい。このルートを選択してよかった。
見上げると、青空に映える紅葉の北尾根も美しかった。(登っているときは全然わからなかったなあ。)
[行動時間6時間]