今日は錦織公園でバードウォッチング。
ルリビタキとジョウビタキの撮影ができればと、カメラ持参で歩きまわった。
ルリビタキとジョービタキは「ヒッ、ヒッ」「カッ、カッ」という鳴き声は共通で、音色が微妙に違う。「カッ、カッ」の音が火打ち石の音に似ているので〝ヒタキ〟と名がつく。
違いはジョウビタキが明るく開けたところにも現れるのに対して、ルリビタキは薄暗い林や茂みなどひっそりとしたところを好む。
ジョウビタキは住宅街にも渡来して、実際、我が家でもひと月前くらいから毎朝のようにテレビアンテナで鳴いている。渡来してすぐは、縄張り宣言に忙しいので、すぐわかる。
一方、ルリビタキは住宅地には現れないので都市公園など毎年現れる場所に目星をつけて探しに行く。
今日、錦織公園では何か所かで「ヒッ、ヒッ」の声。そのうち、ルリビタキは二カ所で確認した。どちらも♀、今季初認。薄暗い林の中をちょろちょろ。撮影はできなかった。
ジョウビタキも♀だけ確認。こちらは撮影した。
さて、
先日、スウェーデンの〝鳥の鳴き声〟図鑑をプレゼントしてもらった。
早速、ジョウビタキを探してみる。日本のジョウビタキとは少し違っていた。シロビタイジョウビタキという和名らしい。
この鳥の声図鑑、大判で鳥の鳴き声が聴ける。左のおじさんが全ての鳥の絵を描いていて、右のおじさんが解説かな?
図鑑といっても、写実ばかりでなくラフなスケッチ風の絵もある。大判なのは、絵を楽しむことを意図しているからと思われる。
つまり、左のおじさんの描画の作品集でもある〝鳥の鳴き声〟図鑑。
日本で見られる鳥の図鑑と多くが被っている(鳥達には国境がない)。鳴き声を聴きながら鳥の絵を眺めて過ごす贅沢なひとときなのであった。(スウェーデン語は全く読めない。)
※錦織公園内で一番大きな池、奥の池の一番遠い奥の方に、今年もオシドリが来ている。肉眼では無理な距離。目一杯ズームして撮影した。