信長貴富作曲。3/21に〝とうこん〟と共演する曲のひとつ。この曲を最初に聴いたのは大阪府合唱連盟合唱祭だった。その時、ちょっと面食らった。ドイツ語ではじまったから。途中から日本語になり、またドイツ語に。また日本語に。今ならもちろんわかる、その理由が。
ドイツ語の詩(原題:心に太陽をもて)を作曲者が日本語に歌詞構成、訳をして作曲した曲。
「テキストはドイツ語の名詩とその日本語訳から成っています。ドイツ語によってロマンティックな音像を導き出し、母国語によって懐深く情感を呼び覚ますというのがねらいです。二カ国語が交錯し、融合し、響きに昇華していくさまを思い描きながら作曲しました。」と。
日本語部分の歌詞↓
—Hab' ein Lied auf den Lippen—
くちびるに歌をもて
心に太陽をもて
ひとのためにも言葉をもて
そしてこう語りかけよう ——
嵐が吹こうと
吹雪が来ようと
地上が争いに満たされようと
くちびるに歌をもて
心に太陽をもて
ひとのためにも言葉をもて