二十代の頃から、それこそ毎日、日本手ぬぐいを愛用している。
堺には伝統工業の〝注染〟で染め上げる技術が継承されている。その中で、現代的な経営で直営店をもつ注染ブランド〝にじゆら〟のミニワークショップに参加した。(@梅田ルクア)
ミニ巾着。注染の端切れを選んで、裁縫のりで接着して好きな色の紐を通すと出来上がり。
〝注染〟はプリントと違って、生地の裏表とも染め上がる。以前、〝にじゆら〟とは別の注染工場を見学してその手工業的な工程を知り、ますます魅せられてしまった。
〝にじゆら〟のキャッチコピーが愛用者の気持ちを言い当てている。
〝てぬぐいがなんかいいのは まこと注染ならではの にじみやゆらぎの風合いが 作り手のわざと人柄が こっくりにじみでているから〟
…というわけで、このミニ巾着の注染はどんな職人さんの手によるものなのか想像を巡らしたりする…。
ルクア直営店は5年ぶり。せっかくなので幾つか商品を購入した。そのうちの一つが〝南海電鉄〟とのコラボてぬぐい。
放課後デイに電車好きの子どもがいるので見せてあげよう。