クロユリハゼの休日

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#107 SEIKO5

モノに魅かれる事がある。ゼンマイ仕掛けの機械式、かつ、自動巻きの腕時計。半世紀以上の歴史を持つSEIKO5。きっかけは何であったか忘れた。昔は高校生憧れの腕時計だった(らしい)。テレビCMは覚えがある。

クォーツ時計全盛となって国内向けの販売はなくなったが、安価で信頼性が高いことから海外向けに生産が続いている。

従って、SEIKO5は基本的に輸入品である。20年程前に一本入手してから数年間、自分へのご褒美のつもりで年に一本ずつ位のペースで購入し、愛用していた。

その後、別のクォーツ時計を愛用し始めてからはSEIKO5から遠ざかっていた。最近、そのクォーツ時計が止まってしまって、手元にあるSEIKO5を緊急避難的に使っているうちに眠っていたムシが騒ぎ出し……。

久しぶりに買ってしまった。今回はミリタリータイプ。海外生産のSEIKO5である。f:id:kuroyurihaze:20200711212615j:image裏スケルトンなのは偽造防止の意味があるらしい。部品の動きが見えるのがうれしい。f:id:kuroyurihaze:20200711211735j:image

 

ゼンマイが動力なので置きっぱなしだと止まってしまうし、日に数秒から数十秒ずれるので時刻合わせをしてあげなければならない。そこのところが好ましい。

壊れてしまったものは処分したので、手元にあるSEIKO5はあと2本。

今回、クォーツ腕時計の代用に使っているSEIKO5の中でも少し高級なタイプ。日本製だ。f:id:kuroyurihaze:20200711213049j:image

もう一本も日本製で、ベルトを黒革に替えてフォーマル用にしている。f:id:kuroyurihaze:20200711213308j:image

SEIKO5にはいろいろとタイプやジャンルがありデザイン的には実に多様だ。愛好家が多いらしく、SEIKO5専門の通販ショップもある。

 

騒ぎだしたムシは、しばらくウロウロしそうだ。