クロユリハゼの休日

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とり

#70 キビタキ記念日

俵万智風に言うとこうなる。 山ではツツドリやセンダイムシクイ、オオルリのさえずりが聞こえ、夏鳥が到来している。そろそろ都市公園にも夏鳥が立ち寄っていておかしくない。 今日はキビタキに期待してデジカメと三脚を持参して大泉緑地へ。 公園の森の中で…

#66 ツバメの巣づくり

ツバメというと旋回しながら飛びまわっているか、電線にとまっている姿をよく見かける。一度、池の水際を歩くツバメを見たことがある。珍しかったので、後日、野鳥の会のリーダーに質問したら、「巣づくりのために池の泥を取りに来てるんです。」 そうだった…

#64 聞きなしは「けーん」

キジの鳴き声は「けーん」と聞きなす。金属的でざらついた叫びである。今の時期になるとオスが鳴くので、「けーん」は“さえずり”らしい。…らしくないけど。雄の縄張り宣言という意味もあるようだ。 ウチの近所で毎年「けーん」が聞こえる場所がある。今朝も…

#59 雛の救出

ケリは畑に営巣し繁殖する鳥である。ツバメやスズメと同じく、人間の営みに密接につながっている鳥だ。 散歩中、畑でケリが鳴いていた。見るとヒナを連れている。親鳥はわざとヒナから離れて鳴き、敵である僕の注意を引こうとしている。ところが一羽のヒナは…

#58 餌付け

昨日、自然観察好き少年と散策。彼はため池に来ると小石をフェンス越しに池に投げ入れた。すると、波紋に向かって鴨たちが近づいて来る。彼らは餌付けされていて、少年はそれを知っているのだ。フェイクの餌やりを楽しむ少年。鴨たちはフェイクと分かると離…

#46 また、長元坊。また、二上山。

上ノ太子駅を降りて屯鶴峯めざして線路沿いに歩き出すと、また、チョウゲンボウ。近鉄電車の鉄柱に停まった。17日に駒ヶ谷で見た時と同じ個体かもしれない。(また近鉄の鉄柱だし。)コンデジを取り出している間に姿を消したが、しばらく歩いていると今度は…

#45 長元坊

チョウゲンボウという名の猛禽類。ハヤブサより小型だが顔つきは同じなので他のタカ類と見分けがつきやすい。名前の由来がわからない度では筆頭に類する。 一昨日の午後、石川の河川敷を歩いているとぱたぱたと羽ばたきながら現れた。…と、数秒間ホバリング…

#42 鳥少年@大泉緑地

出勤前にスコープを抱えてバードウォッチング。朝は鳥たちの動きが活発だ。やたらとシロハラが目につく。落ち葉をひっくり返して食餌に余念がない。まもなく彼等は繁殖地に渡る。この時期だけ時折聴こえるさえずりの練習も。一方で、モズはせっせと巣材を運…

#36 ホオアカ

〝日本野鳥の会〟の新しい会員証が送られてきた。 今年の写真は〝ホオアカ〟。数回は出会っているが、しっかり観察した記憶は一回だけ。堺市南部、鉢ケ峰の探鳥会で初めて出会ったとき。農耕地、遠くの畔をうろうろ歩いている鳥を〝ホオアカ〟と教えてもらっ…

#25 演奏会まであと1ヶ月 東京混声合唱団富田林特別演奏会

コロナウイルスで予断を許さない状況だが、ともかくも1ヶ月前。演奏会の前半で信長貴富作品を3曲、〝とうこん〟と一緒にステージに立って歌うために練習を重ねている。きっと良いステージになるだろう。 そして後半は、とんだばやし混声合唱団の委嘱により…

#3 【熊笹ウォーキング】@金剛山

運休しているロープウェーの鉄塔がある尾根を登る。鉄塔を過ぎると府県境尾根に合流するまでクマザサの波の中を登る。太腿でクマザサをザザザ、ザザザと左右に押し分けて、まるで自分が砕氷船になって進んでいるようで案外楽しい。急な斜面ではクマザサが胸…

#2 【野鳥観察】@大泉緑地

冬なのにカイツブリが繁殖している。かわいい幼鳥を観察しに、カメラ持参で。ほわほわ産毛で、おなかが空いたと始終鳴きながら親鳥を追っていた。大泉池にはユリカモメが飛来しにぎやか。カンムリカイツブリも来ていた。カワセミやアオサギ、コサギなど留鳥…